わすれっぽいきみえ

みらいのじぶんにやさしくしてやる

妊娠から出産後までやってきたこと: 準備から妊娠初期まで

人生でそう何度もないと思う機会なので、当時どうだったのか残すために妊娠生活から出産後までの話を書き残しておく。ちなみにこれを書いたのは産休に入ってすぐからだった。

結構長くなるので、妊娠初期の2019年までの話をここでは書く。

妊娠前に風疹抗体検査を受ける

子どもがほしいなら風疹抗体検査をあらかじめ受けておきなさいと親に言われて、早速近所の内科に行った。ちなみにこれは女性だけでなく男性も受けないといけない。抗体を持ってない男性から妊婦に感染するケースが結構あるので、女性だけが抗体持ってればいいというものではない。

www.mhlw.go.jp

妊娠中に風疹にかかると、生まれてくる子どもに障害が起きることがある。妊娠は完璧に時期をコントロールできるものではないので、妊娠する前に調べて抗体がないか少ない場合は早めに予防接種を受けておく。

風疹検査および予防接種に関しては住んでる地域の役所や出張所にいくと助成券をもらえる。すでに1度助成券を使ってたら2回目以降はもらえない。私と夫は過去に一度も検査を受けてなかったので出張所で申請して助成券をもらい、それが使える内科に行った。

検査は1週間程度で完了した。結果、私も夫も十分に抗体があることがわかったので予防接種は不要となった。余談だが、私の抗体が異様に多くて医者から「予防接種受けてないんですよね?じゃあ知らないうちにかかってたのかな…。」と苦笑されるレベルだった。「ないよりはあった方がいいですし、多い分には問題ないので大丈夫ですよ。」とも言われた。

妊娠前に妊娠できる体なのか検査しておく

私は2014年くらいから生理痛緩和のために産婦人科からピルを処方してもらっていた。飲んでも全然効かないという人もいるらしいが、私ははじめて飲んだときから劇的に楽になったタイプで定期的にピルを処方してもらっていた。なんで早く手を出しておかなかったんだろうと思うくらい本当に楽になった。

ただピルをもらい始めた病院から違う病院に変えてすぐ新しい医者から「ピルで楽になること自体はいいことです。でも処方を始めた医者と違って私はあなたがピルを飲まないといけない理由を知らないので、何が原因で生理痛が重いのかはちゃんと調べましょう。」と言われ検査を受けることにした。処方され始めたきっかけは子宮がん検診を受けたときに生理痛が重めであることを医者に伝えたら「じゃあ試してみますか?」と言われたことだった。原因は言ってたかもしれないが覚えてなかった。紹介状を書いてもらうなんて発想もなかったし、一度ちゃんと見てもらおうと。すると小さな子宮筋腫が4つほど見つかった。

www.seirino-mikata.jp

「ものとしては小さかったので見つかったから即手術とはなりません。あるからといってむやみに手術してもそれはそれでリスクなので、ピルで痛みが軽減できるなら大きくなりすぎないか経過観察しながら付き合っていきましょう。」と言われ、そこからずっとピルを飲みつつ経過観察を続けていた。

この時はそれでもよかったんだが、ピルには避妊の効果があるので妊娠を希望するならどこかで飲むことをやめなければならない。またピル自体に子宮筋腫が大きくなるのを抑制する効果もある*1らしくて、やめてからどのくらい子宮筋腫の大きさが変わるのかも気になっていた。なので結婚式が終わって風疹検査も受けてひと段落したあと、その当時もらっていたピルを使い切るタイミングで産婦人科で妊娠の希望を伝えつつ、妊娠可能か検査してほしい旨を医者に伝えた。

結果をいうと問題なかった。「ピルを飲み続けている間は大きくもなってなかったので、今のサイズで妊娠できないことはないでしょう。ピルをやめてから重い生理痛が再発するようならまた来てもらった方がいいかもしれないけど、子どもができないことは今の感じではないと思います。」と言われた。

また年齢と子作り頻度についても話があった。35歳をすぎると急激に妊娠確率が低下するが、私の年齢ならまだ大丈夫と話された。頻度については「子作りは妊娠しやすいタイミングを狙うのはもちろんだけど、正直確率の問題だから頻度が少なければ当たらないし、多い方が当たる確率上がるのが当たり前。月に数回とかだったら頻度低すぎるから本当にほしいなら毎日でもがんばって。」と言われて、思わず固まってしまった。

家に帰ってから検査結果は夫にも伝えたけども、頻度の話は赤裸々すぎてどう言おうかとても困った。子どもはほしいが毎日がんばれはしんどいというのが私の率直な感想で、伝えて突然夫が張り切りだすとは考えにくいけど逆にげんなりはありそうなんだよなとも思った。しばらく考えてからもういいやと思って

「子どもがほしいなら毎日でもがんばれって言われたけど私は疲れるので無理です。」

と正直に伝えた。夫も「毎日がんばれ!?」のところでびっくりしてたが「頻度を上げろって話はわかったけど、気持ちが毎日ついてくるわけでもないしな」と話して無理はしないことにした。

ちなみにピルを飲むのをやめてからの生理痛は不思議と重くなかった。なんでなのかはわからないがよかった。

妊娠の確定

結局医者からのアドバイスを受けても習慣は変えずにいつもどおり過ごしてたある日、生理が来なかった。どちらかといえば開始日が遅れがちだったので単に遅れてるのかもと思ったので、妊娠検査薬の結果信用度が上がる生理開始予定日から1週間後が来るのをまずは待った。で、結局生理がないまま1週間経ったので検査薬で調べたところ、明確に陽性が出た。これまでも何度か検査薬自体は使ったことがあったが陰性しか出たことがなくて使い方が間違ってるんだろうかといぶかしく思うほどだったので、今回の結果を見て「使い方は間違ってなかったらしい」と確信した。

結果を夫に伝えつつ「まだ検査薬の段階だから病院に行って見てもらう」と言い、すぐに検査予約した。病院に行くと小さい胎囊(たいのう)が確認できたので確定した。つわりが全然なかったし妊娠したばかりでお腹も当然大きくないので全然実感がわかなかった。

「頻度とかあげました?」って聞かれたが「いえ、妊娠しやすい日は考慮しましたが頻度は上げてないです。」と答え「妊活しないで自然に妊娠できたのでよかったですね。」と医者もちょっと肩透かしのような感じだった。

住んでる地域の病院を探す

妊娠が確定してすぐ役所に届け出て母子手帳をもらいに行くように言われた。また住んでる地域も同時に聞かれた。妊婦検診のための助成券は住んでる地域内でしか使えない。いつも通ってた産婦人科は私の住んでた区とは違うところにあったので使えなかった。助成券が住んでる地域でしか使えないことと助成券が使える産婦人科が限られることは事前に調べてはいたので、その場で次に行こうと思っている産婦人科の名前を伝えて紹介状を書いてもらった。

また「検査の内容次第では一日潰れます。有給残ってますか?」と確認されて、そんなこと考えてなかったことに気が付いた。家探し*2でもちょこちょこ使っていたので足りるか心配だったが、前年度の繰り越しもあって無事足りた。

診察が終わって日が浅い平日午前に役所に出向いて母子手帳をもらった。母子手帳を渡されるときに妊婦検診の助成券と両親学級や政府からのさまざまな助成制度に関するパンフレットも一緒にもらった。一度にもらう紙の量が多かったのでざっと目は通したが覚えてられなかった。食べない方がいいものだけはチェックしたと思う。生ものダメって書いてあって、刺身が食べられないし焼肉もウェルダンじゃないとダメ、生ハムダメ、生卵ダメというのがつらかった。卵かけごはん好きなのに。カフェインもダメなのでカフェラテも飲めなくなった。

データでもらえないかなと内心思ったし、持ち帰る袋が重かった。母子手帳をもらってもまだ妊娠した実感はなかったと思う。

手帳をもらってから次行く病院の検診予約をした。受付もすんなり終わったのであとは向かうだけとなったが、初診は予約してからちょっと先になった。

会社に伝える

はじめて伝えたのは確か妊娠9週目くらいだったと思う。つわりがひどい人は早め、そんなでもない人は妊娠中期とかもっと時間が経ってから会社に報告するらしい。私の場合、普段から自分がいなくなってもマニュアルとか用意しておいて仕事が回るようにしていたが、いくつかはすぐに交代できない仕事を持ってしまっていたので体調が急変して会社に行けなくなったときに誰と何を交代するか早くから相談しておきたかった。

相談が早かったのもあって引継ぎ相手の人はちゃんと見つかった。ここから実際に産休に入るまでの間に引継ぎは行うが、休み前のギリギリまでかかるのは避けたい。このためギリギリにどうしてもなるもの以外は比較的早めに引継ぎの準備を始めた。なんとか以前書いた記事のとおり引継ぎも終わって無事産休に入れたのでよかった。今年に入ってから会社に伝えてると危なかったかもしれない。

引っ越しの準備をする

妊娠するより前からマンションを探していて、リフォームも進めていた。

kimikimi714.hatenablog.com

この記事の『おうちを探していた理由』に書いた通り、いい家ではあったけど悪いところもある家だった。そのうち子育てでクリティカルになりそうだったのがエレベーターがないことだった。人によっては出産後に落ち着いてから引っ越し先を探すらしいが、私たちだとエレベーターがないまま妊娠・子育て生活送るのはつらかろうと思って引っ越すことにしていた。

ここで問題が1つ発生した。前に予約した病院とは別の病院をさらに探す必要が出てしまったことだった。マンションのある地域は当時住んでた地域からまた離れたところだった。リフォームの中間確認のときは妊娠の初期だったのと本当につわりがなかったのとで中間確認も普通に出向いていたが、新しく住む家の窓の外を見ながら、この近所に産婦人科あるのかなとか転入届出したあとの諸々の手続き大変そうだとか結構気を揉んだ。次の病院に行く前に引っ越し先の産婦人科を探しておいて、もう一度紹介状を書いてもらうように手配する必要もあった。

また歯科検診や両親学級も行けないことに気づいた。当時住んでた地域では妊婦の歯科検診のために助成券が発行されていた。歯科検診を勧められる理由はつわりで歯ブラシを口でくわえただけで吐いてしまったり、単に歯磨きできないだけでなく吐きすぎて胃酸で歯をぼろぼろにしてしまうケースがあり、妊婦は歯が悪くなりやすいと言われてるためだ。つわりはないので歯磨きがおろそかになることはなかったし吐くこともなかったが仕事も普通にやってて引っ越しもとなると、いつ歯科検診に行けばいいんだとなってしまった。両親学級も基本的に平日決められた日しかなくパンフレットをよく見たら妊娠5カ月目以降と書かれてて、その時には引っ越してるから今の地域の開催時期を見ても意味がなかった。

リフォームが何らかのトラブルで遅れると引っ越しも遅れてしまうので、その辺も心配しながら過ごしていた。

はじめての妊婦検診

結構きれいな産婦人科で、人が多かった。元々最初に紹介状を書いてくれた医者も「今は産婦人科自体が減ってるのもあって、行き先が限られるから混んでる可能性は高い。」と言っていて、本当なんだなと改めて思った。初診で結構いろんな検査をやって、ここでも風疹抗体検査をおこなった。妊婦検診以外にも全部ではないが検査ごとに助成券があるので、それらもこのタイミングで使った。「次の診察で結果をお知らせしますね。」と言われたんだが、この時に「実は来月には引っ越す予定です。」と伝えて、「えっ、とすると次回で実は最後…」と医者も困惑していた。「まぁこればかりは仕方ないですから、次回紹介状書くので次の産院を探しておいてください。そこでその産院向けに書きますから。」と言われた。

次の検診で教えてもらった検査結果はすべて問題なし。引っ越し先の産婦人科の名前も伝えて2通目の紹介状をもらった。

インフルエンザ予防接種を受ける

学生時代のことは覚えてないが、少なくとも社会人になってからインフルの予防接種は1度も受けてなかったし、かかったこともなかった。母子手帳と一緒にもらったパンフレットの中に「妊婦でもインフルエンザの予防接種は受けられます。かかりつけの医者に話して受けていいか確認取れたら受けましょう。妊婦になると妊娠してない時よりも免疫力が低下するので、インフルエンザに限らず風邪の予防は十分におこなってください。」と書いてあるものがあったので、妊婦検診の時に医者に聞いた。血液検査で問題なかったし既往症もなかったので、今のうちに受けてよいとのことだった。

ちょうどいいタイミングで会社からインフルエンザの予防接種の予約受付開始の告知があった。加入している社会保険で割引がきくので、さっそく電話して受けに行った。はじめてのインフルエンザ予防接種は普通の注射程度の痛みだった。あくまでもTwitterでしか予防接種を受けた人の感想を知らなくて、もっと痛いものを想像してたのに全然だった。まるで歯医者ではじめて麻酔を受けるときにものすごい痛みを想像してたのに実際には想像には及ばなかったときと同じ感覚だった。

「熱が出たりしたら電話ください。」と言われてたけど、普通に生活できた。

引っ越しと新しい妊婦検診助成券

引っ越しの細かい話は以下のリフォームの記事を参照してほしい。

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妊婦が荷造りするの大変そうだなと思ってたけど、つわりもなくいたって元気だった*3。今までの引っ越しと同じように、荷造りし転出届を出し転送届も出して、つつがなく作業を進めた。引っ越した翌日は有給を取って、引っ越し先の役場や警察署、郵便局、銀行など行けるところは全部回った。手続き自体に長時間かかることがなかったのは幸いだった。

母子手帳を役場で見せると新しい地域で使える助成券を付与される。前に住んでいた住所で使っていた助成券は使えなくなるが、「母子手帳は前の住所でもらったものをそのまま利用するので、間違って母子手帳まで捨ててしまわないように。」と注意を受けた。もらった助成券にどんなものがあるのか見てみたら、結構前の住所でもらったものとは違うことに気づいた。確か歯科検診の助成券はなかった。なので、やっぱり多少忙しくても行けそうな診察や助成制度は早めに使った方がいいんだなと思った。あと認可保育園に入るときの得点を概算する用紙ももらった。ざっくり計算してみたら平均的な点数しか自分たちにはないことがわかって、この時点で保活は結構大変そうだなと覚悟した。

うちに着いてからもしばらく荷解きをしてたり引っ越し前に注文した家具の設置を見守ったり、やることはたくさんあった。また引っ越してすぐに次行く新しい病院に電話して予約を取り付けた。年が明けたら初診で向かうことにした。

体がかゆい、胸が痛い、急激な眠気に襲われる

引っ越し前後くらいだったと思うが、お腹や背中がとにかくかゆくなってきた。つわりはないけど、かゆみがひどくて何なのか調べたところ

www.hospita.jp

これが近そうだった。前の住所のときに病院に通ってたときはまだかゆさはマシで医者に相談するのも忘れてしまってたが、これがだんだんひどくなってきて、とりあえず家にあったニベアを塗ってしのぐことにした。始まったのは妊娠10~15週目くらいのことで、出産するまでずっと続いた。

胸も張ってきて痛いところを揉んだりしていた。痛すぎてうつぶせ寝ができなくなり、この後お腹が大きくなってくるのもあって結局出産するまでうつぶせ寝もできなくなった。心なしか大きくなってる気がしたのと、色が若干黒くなっていってた。いつも使っている下着だとホックを一番端にしてもベルト部分がきつくて痛いので、ユニクロでワイヤーレスブラを買ってきた。でもあとになって妊娠中から使える授乳用ブラがあることを知り、そっちを使うようになった。これ自体は妊娠によるものだが、自分の体が見た目にも変わってきてるのを嫌でも実感した。赤ちゃんの目におっぱいがどう映るのかわからないけども、乳首の色と乳房の色が違った方がどこを吸えばいいのかわかりやすそうだなとか、だいぶ雑なことを考えていた。乳房くわえても母乳出ないし。あと夜にある時間を過ぎると急激に眠くなるようになった。確か21時すぎくらいにはもう眠くて仕方なかった。瞼が重くて起きてられない。これが妊娠のせいなのかはわからないが、つわりがない代わりに違う症状が出ることはあるかもしれないなと思って、あきらめてさっさと寝ることにした。

一方で心の変化はあまりなかった気がする。体の方がどんどん変わってきているのは実感していたけど、心がホルモンバランスの崩れとともに一気に崩れることはなかった。もともと性格的に細かいことを気にしないのが大きいのかもしれない。お腹が大きくならなくても、つわりやかゆみ、胸の痛さなど人によって出てくる症状は違うはずで、その1つ1つに対する精神的な反応もきっと違うだろう。肌荒れが激しいとか、とにかく食欲が抑えられないとか、あげればキリがないほどたくさんあるはずなんだけど、割と心の波が小さかった。もっと夫にキレちらかす自分を想像してたけど「もう眠いし寝る。おやすみ。」って早く寝るくらいしかなかった。「もっと私を労わって!」とかもなかった。押見修造の『漂流ネットカフェ』の主人公の妻とかすんごい荒れてたのは妊娠後期だからなの?とか考えてたくらいだった。下みたいなやつ。

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あえて1つあった心の変化を言うなら「仕事で無理しない。」ことだと思う。期初で目標設定面談をやったが、その時とは明らかに体が変わってきていて、本気でいつも通りと思うと無理をするだろうことが何となくわかり始めた。体を大きく使う仕事ではないとはいえ自分だけの体ではもうないので、私のいけるっしょが子どもにとっては即アウトな可能性が頭をちらつくようになった。

里帰り出産するか相談する

引っ越しを終えてひと段落したら、年末年始で実家に帰る準備を始めた。その前の年は帰ってなかったので今度は帰ると言ってあった。お腹はまだぱっと見で大きいとは言えなかったし、お腹が蹴られるのを実感するのはだいぶ先の話で、「新幹線は予約しなさいよ!」と言われたけど、身重という実感はまだ薄かった。妊婦検診で赤ちゃんの様子も見るが、確かに小さい何かがお腹にいるのはわかったくらいの感覚だった。すごい人ごみの東京駅の中を慣れたものでスイスイ進んで新幹線に乗って実家に帰った。ずいぶん久しぶりの実家だったけど特に変わりなく、あいかわらず田舎だなーと思って景色を見ていた。

実家に帰ったら里帰り出産するかどうかを相談するつもりだった。実家近くの産婦人科と新しい住所の産婦人科の両方を調べていて、どっちの方がよさそうか見てたが、個人的には妊娠後期で新幹線乗るのがつらいんじゃないかと思って、新しい住所の産婦人科の方がいいんじゃないかと考えていた。その話を親にしたところ「たぶん私がそっちに行った方がいいやろうと思ってた。」と聞かされて、割とすぐ新しい住所の方へ来てくれることになった。出産予定日も伝えて、どの辺で手伝いに行くとよさそうかもおおよそ決めた。

このときはまだCOVID-19の話は大きくなかったので、この選択がどう変わるかなんて一切予想できなかった。

マタニティ用品を買う

まだマタニティ用品は全然買ってなかった。実家の母が「車ですぐのところに西松屋があるから、今買えるものを買っておこう。」と言ってくれたので、さっそく行ってみた。マタニティ用パンツ、授乳用のブラジャー(ここで存在を知る)、腹帯など、もうちょっとお腹が大きくなってからでもいいんじゃないの?と内心思うものを買ってもらった。でもこの時買ってもらえてよかった。お腹が大きくなる前触れなんてものはなくて気が付いたら大きくなってるものだったし、後になって買っておけばよかったと思うこともなかったのでタイミングとしては一番いい時だった気がする。週数としては18週くらいだった。いろいろとありがたかった。

実家から東京に戻るときに荷物が多いのやだなーとか思ってたから配送にしてもらった。

2019年はこれで終わり

ここまでが2019年から年が変わるまでの出来事だった。なんかこの記事を書き始める前までは大変だった印象が強かったんだけど、書けば書くほど「この妊婦、強すぎない?なんでこんなバイタリティーあふれてるの?妊婦じゃなくても、まぁまぁな数のイベントこなしてて疲れると思うんだけど。」という自分のことなのに他人事のような感想が出てきて笑ってしまった。大変は大変だったのは間違いない。ただ冷静に考えて「なんでそれを今やるんだ。」と思ってしまった。

続き

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*1:正確にはピルが直接子宮筋腫が大きくなるのを抑制するのではなく、女性ホルモンをコントロールすることで結果的に子宮筋腫が大きくなるのを防ぐ。ピルには女性ホルモンの調整効果以外に副作用があって人によっては飲むことができないケースもあるので、必ず医者にかかって飲んでも問題ないのか確認したうえで処方してもらう。

*2:過去記事参照。

*3:個人差が大きな話なので、体調がよくない人は旦那さんと話して任せた方がいいと思う。