わすれっぽいきみえ

みらいのじぶんにやさしくしてやる

11日目: 本『Joel on Software』読んだ

Joel on Software

Joel on Software

ずいぶん前にブログで見て読んでみようと思って買った本。

hitode909.hatenablog.com

ハッカーと画家』のようなエッセイ集だが、『ハッカーと画家』よりももう少し技術の詳細に踏み込んでいる。文字コードやメモリーの節約、C言語の実装とかとか。しかも割と納得のいく話が多いので読んでて「いや、それはどうかな?」と感じるところが案外少ない。マネジメントの話も書かれてはいるけども、もっと広くいろんなエンジニアが読んでいい。

たぶんこの本の中で有名なのはジョエルテストで、「健やかに仕事進めるならこの条件はクリアしてくれ!」というのを簡単にまとめたチェックリストがある。20も30も項目があるわけではないので、さらっとやってみるといい。個人的に自分が勤務している会社はこのテストのポイントがそんな低くないと思ったが、いいツールを提供されていても十分使いこなせていなかったらせっかく提供されてても意味ないなぁともぼんやり思った。テストには「会社には〇〇がある」の話はあるけれど、「あなたは〇〇だ」は書かれていない。

順番は関係なく読んでいい。元々がブログ記事を本にまとめたものなので各トピックはバラバラに読んでも問題ない。文章もくだけていて読みやすい。どのトピックも面白いと私は思った。あと他の参考書籍を簡単にどういう本か説明を載せた上で書いてくれているのもありがたい。適当なタイミングでまた気になった本を買おうと考えている。