今年読んだ小説については既に記事にあげたが、今年観た映画についてはまだだった。
もううろ覚えだけども観た映画を順不同で淡々とあげてく。
ちなみに本のレビューの時は単に忘れてただけだけど、話のあらすじは書かないでいきなりレビューを書く。あらすじは各自リンク踏むなりググるなりして調べて欲しい。
裏切りのサーカス
裏切りのサーカス コレクターズ・エディション [Blu-ray]
- 発売日: 2012/11/02
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ゲイリー・オールドマンがやっぱりかっこいい。コリン・ファースは役柄的にはあまり好きじゃない。個人的には『ラブ・アクチュアリー』のときの不器用な小説家とか『ブリジット・ジョーンズの日記』の不器用な外交官とか『英国王のスピーチ』のときの不器用な国王とか、つまり不器用な男の役がとてもよく似合うと思う。けど、この映画に出てくるコリン・ファースは不器用ではなくて姑息だった。
映画自体は嫌いじゃない。息のつまる駆け引きのある映画を久々に観たので面白かった。でももっと誰がシロで誰がクロなのか視聴者を惑わせて欲しかったかな。シロっぽい人がまんまシロで、クロっぽい人がまんまクロだった。
ブレードランナー
ブレードランナー ファイナル・カット 製作25周年記念エディション [Blu-ray]
- 発売日: 2010/04/21
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先輩に貸してもらって観た。一度観たことあったけど、「あれー?こんなに回想というか独白というか、ナレーションの多い映画だったかな?」って思った。
この映画にしても『A.I.』にしても『アンドリューNDR114』にしても、「自意識を持つということ」って永遠のテーマなんだと思う。ロボットが自意識を持つかどうか、よりも、人間自身も自意識ってよく分かってないよね、という。人間って何?よくわからないのにそれでも人間になりたいの?という。
原作は『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』で、読んだことないんだけど原作と映画は驚くほど内容が違うらしいから、それはそれとして読んでみたい。
メトロポリス
これもテーマ自体は上と似てる。「私は誰?」に全てが集約されてると思う。彼女が自分を人間だと言うから人間なんだ、と言ってしまうのでは話が簡単すぎる。ましてや兵器として作られてるし。
しかし分からんのは、なんでこんな危険極まりないものを自分の死んだ娘に似せて作ったのか。しかもエマを説得する様子を見るにつけて「そんな言い方するなら娘に似せない方が良かったのでは?」という気持ちになった。
訳分からんタイミングでジャズが流れる以外は筋とか結構面白かった。
スチームボーイ
- 発売日: 2007/08/24
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世界観が面白かった。荒唐無稽な話だけども、見せ方がうまい。
マッドな親父とマッドな祖父と子どもの3代で言ってることが正しいこともあれば間違ってることもあり、スパッと勧善懲悪で解決する訳でもないのに謎の爽快感のある不思議な映画だった。ああいう内容の映画ならもっともやもやしても良さそうなもんなんだけどな。
『攻殻機動隊』とか『AKIRA』とかちゃんと観たくなった。
モンスターズ・ユニバーシティ
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サリーのモコモコがかわいい映画だった。あと大学中退した方が幸せになれる気がしてくる映画だった。
あと私が個人的に声の出演で出てる役者が豪華でステキだと思ったが、あれネイティブの人が聞いたらどう思うのかとても気になった。日本の役者が話題だけで声やってるのとか正直聞くに堪えないものがあって、「これはプロがやってくれよ」と思うことがままあるんだけど、英語だとそもそも違和感をどこに感じるものなのかが分からないから「役者豪華だな」としか思わなかった。
劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
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アニメで観た勢いで映画も観てきた。総集編という印象だったので、アニメを見たことない人でもある程度楽しめると思う。アニメでは登場人物が泣きすぎと思ったけど、映画の方は主人公たちの傷もだいぶ癒えていたので、やたら泣くというシーンはなかった。友人の死は私も経験があるけどめんまみたいな亡くなり方はしていなかったので、亡くなった人がその当時どう思っていたのか、主人公たちほど気にしたことがない。でももう聞けないけど、実際どう思われていたのだろうかなぁ。
スティーブ・ジョブズ
風立ちぬ
そんなに悪い映画ではなかったけど、特別いい映画って感じでもなかった。戦争を扱ってるがなんかふんわりとした雰囲気を楽しむ映画だと思う。主人公の嫁になる女性のセリフがちょいちょい唐突なのが気になったけども、少年の心を持ったまま大人になった男の話だなぁと思った。んー、ただ同じジブリの作品を観るなら『となりのトトロ』とか『天空の城ラピュタ』とかの方がいいかなー。
以下言及した映画とか本へのリンク↓↓↓
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英国王のスピーチ スタンダード・エディション [Blu-ray]
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アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
- 作者:フィリップ・K・ディック
- 発売日: 1977/03/01
- メディア: 文庫
- 発売日: 2011/06/22
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- 発売日: 2010/12/22
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