CODE COMPLETE 第2版 上 完全なプログラミングを目指して
- 作者: スティーブマコネル,Steve McConnell,クイープ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2005/03/26
- メディア: 単行本
- 購入: 44人 クリック: 1,166回
- この商品を含むブログ (288件) を見る
昨日の続き。
6から8章についてはクラス、ルーチン、エラー処理についての良いプラクティスの説明で、一度で覚えられないから何が書いてあるのかをざっと読んでみる章だった。
個人的には9章の擬似コードが面白くて、先日書いた『Joel on Software』と似たところがあった。『Joel~』で言ってたのは擬似コードではなく仕様書をちゃんと書けという話だが、なぜコードよりも仕様書をまず書くべきかについて「仕様書はプログラミング言語によらないで書け、人間に分かりやすい言葉で書く分修正も容易だが、コードは一度書くと修正が大変なだけでなく、初めは捨てるつもりで書いたものでも結局愛着が沸いてなかなか捨てられない」とあって、この本の9章もまさに同じことが書かれている。『レガシーコード改善ガイド』でもいきなりモンスターメソッドに立ち向かうのではなくて、まず何をしようとしているか普通の言葉で書いてみるくだりがあったはずで、人間に分かる言葉で書くことの大事さを改めて考えさせられた。
擬似コードという言葉を知らなかったけども、何度か書いていたのでこれからも続けようと思う。