残念ながらもうなくなられてしまった今敏監督のアニメ映画。
この人の映画で「パーフェクトブルー」というとてもいい感じに気持ち悪いサイコ映画があって、これがとても良かったので観てみたいと思いながら長いこと観れてなかった。これも借りてきたので感想を書く。
あらすじ
他人と夢を共有出来る装置DCミニ。千葉敦子はDCミニを通して人の心の病を治療するパプリカとして活動していた。しかしDCミニが何者かによって研究所から盗まれてしまい、強制的に夢を浸食され精神崩壊させる事件が発生する。事件の解決のためパプリカ / 千葉も夢に入って犯人を捜す。
感想
やっぱいい感じに気持ちの悪い映画だった。でもパーフェクトブルーほどホラーな感じではなくてあくまでもSFだった。映像がきれいで、絵も萌え系じゃなくちょっとリアル寄り。割とこいつが怪しいなーと思う人がその通り犯人だったのが若干残念だったけど面白かった。
個人的に出てる声優さんがやっぱり上手だった。林原めぐみさんが結構好きなので、主人公の声やってるだけで個人的に嬉しかった。林原めぐみと聞いたら多くの人はエヴァンゲリオンのレイを思い浮かべるのかもしれないけど私はスレイヤーズのリナなので、もっと元気な女の子の役やってくれないかなーとか、なんか静かな役とか知的な役とかもできるけど魔神英雄伝ワタルのヒミコみたいな若干気違いな感じも好きなんだけどなーとか考えていた。でも知的でクールな千葉と自由で元気なパプリカを演じ分けるのはやーすごいわと思った。
あとこれ、筒井康隆の本が原作なんだと後で知った。筒井康隆の本は「文学部唯野教授」しか読んだことなくて本当にばかばかしい本も書くから、色んなの書けてすごいなー(こなみ)と思った。原作も読んでみようかな。
- 作者:筒井 康隆
- 発売日: 2000/01/14
- メディア: 文庫
明日は読んだ技術本の話でも書こうかなと思う。
でもなんかアフィ多めになるから、ちょっとくどいなー。