- 作者: 新原雅司
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2013/09/12
- メディア: Kindle版
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すでにいくつかvagrantに関する記事は書いたが、改めて『vagrantの入門レベルとはどの程度なのか』とか『¥400の本として出版されている本ってどのくらいの内容を書かれているものなのか』ということを考えて読んだ。
感想としてすでに知っていることが大体載っていてここに記載されている内容で触ったことが全くないものは正直なかった。売り物にしようと思うとこのくらい丁寧に解説する必要があるんだなとか、入門ということで全くvagrantを触ったことのない読者を想定するとこういう書き方になるんだなとか違う角度から見たときに非常に勉強になった気がした。でも本気を出して調べれば¥400の内容は本を買わなくても自分でなんとかなる内容なのかもしれないって思ったのと、その気になったら本書けるかもしれないなとちょっとでしゃばったことを考えた。
私が勤める会社では先輩方が夏コミ・冬コミでサークルを組んで、ある技術について深める内容の薄い本を出版していたりするんだが、そのサークルを組んでいる先輩方に対して結構な畏敬の念を抱いているのでものすごく遠いところにいる印象があったんだが、実際にはそこまで思い詰めるものでもないのかもしれないとkindleで出版されているこの本を読みながら思った。
でもやっぱりただの出しゃばりかもしれない。もし本当に自分で本を書けるかもしれないと思うなら、ある一個のことに対して相当深く掘り下げなければならないだろう。このvagrant入門では最後の参考図書にvagrant開発者のMitchel Hashimotoの本が紹介されていたり、単にvagrantのことだけじゃなくて「Vagrantfileの書き方やプロビジョニングツールの利用などより深い知識が必要となります」とあって、要するに「本当にこの本は入門レベルなのであって、突っ込んだところに手を出してないよ!」っていうのを最後に書いてあるわけなので、本に書く内容としてどこまで書くのかという線引きは難しいんだろうなと思った。
うーん。でも書いてみたいですね!!!!!
これまでに書いたvagrantに関する記事は以下