去年、新卒研修で読んだ『達人プログラマ』の一節に「知識のポートフォリオに投資する」というのがある。
何を今年やって、何が知識のポートフォリオに追加されたのか。今年どんなことをやったかを振り返ってみる。
1月 - 3月
RabbitMQとsupervisorを使って、案件をこなしていた。いきなりいい感じのものが作れるわけなくて、先輩にだいぶ助けてもらいながらなんとかミドルウェアの導入にこぎつけて、チームで使えるようにした。これはこれなりに大変だったと思うし、案件こなしてる間は「これで本当にいいのだろうか…」と思いながら進めていた。結果的には割と運用に乗せられているので、よかった気がする。
そういえばRabbitMQの記事はちょこっと書いたけど、supervisorについては何も書いてないっぽい。
あと、同期にcoffeescriptおじさんがいるので、「教えてください!」ってお願いしたのもこの時期だった。
4月 - 6月
4、5月はまだ穏やかだったが、ググると出てくるように今年6月にインターネットサービス運営会社各社が不正アクセスの被害を受けていた。私もその渦中にいて、これまでは自チーム内で比較的閉じていた仕事が一気に他チームとも協力して進めながら対応していく形に変わった。その中でセキュリティの強化だったり、アクセスログの集計だったり、新たにログ出力を追加したり、やらなければいけないことが一気に増えて6月かなりしんどい時期だった。
7月 - 9月
7月は不正アクセス対策に追われながら、とあるサービスのページリニューアルを行ったりしてバタバタしていた。リニューアルにあたってはcomposerとかtwigとかを勉強した。そのまま気がついたら9月になってた気がする。あまり記憶がない。
10月 - 今
10月から新しい案件が降りてきたが、10月中に投入完了しなければならない案件で、条件が厳しめだったので急いで実装していた。ただなんだかんだ1月大変だ、6、7月大変だって言ってたけど、ものすごく急がないと間に合わないみたいなのって言うほど仕事で降ってきていなくて、自分で気がつかないうちに誰かにフォローされてたのかもしれない、と案件進めながら思った。
ただ10月中に終わらせるはずだった案件にトラブルが発生した関係で11月半ばまでちょっと足が出た。この関係で今持ってる案件を始められる時期が遅れてしまい、今の案件も結構厳しいクリア条件なので、毎日悪戦苦闘してる(その割に文章に緊張感がないのが悲しい)。まぁでもぶっちゃけ、11月頭からきっちり始められたら何かすごく楽になったかと言われると劇的には楽にならない気がしているので、これしんどいよなーと思いながら淡々と進めている。
仕事は真面目にやってるけど、真面目過ぎても自分がつまらなくなってくるので
で社内IRCとslackの自チームに関係あるチャンネルをリレーしてキャッキャしてた。
仕事とは関係なく自分なりに進めていたこと
仕事は確かに忙しいけども、インターンのときにお世話になったひとでさんが言ってた一言はとても大事な一言だな
外科医は手術するのが仕事だけど,手術しかしてない医者いたら心配だと思う.
と思っていたので、案件とは別にchef、vagrant、packer、docker、rubyあたりを触ったり、技術本読んだりしていた。
結局知識ポートフォリオに何が追加されたの
単純に並べれば
はやるだけはやった。私のブログに訪れる人は割とvagrantとかの記事を読みにくるようだ。
知識ポートフォリオとは自分の身になった知識と言い換えられると思っているが、正直どこまでいけば身になったと言えるのか実感がわかなくて、ポートフォリオみたいにざっと並べられるような感じにはなっていない気がしている。
次に何をやってみたらよさそうか
うーん微妙だなー。個人的には脆弱性とかアルゴリズムとかちゃんとやりたいよなーと思ってる。ただ流行を追いかけるだけだと先細りをするので、なんか人気がなさそうなことにも手を出してみたい気がしている。
とはいえやれることからやるしかないなー。