- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2014/11/12
- メディア: DVD
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ひとりアドベントカレンダー、1日目はいきなり技術ネタじゃないよ!!
この映画、本当は映画館で観たかったのだけど、逃してしまったのでレンタルしてきた。
あらすじ
ムッシュ・グスタフが支配人を務めるグランド・ブダペスト・ホテルは今日も各地からセレブ達が宿泊に訪れていた。1930年代の当時はここに来ること自体がステータスだった。
このホテルの常連だったマダムDは彼女の慰め役でもあったグスタフに死後「リンゴを持った少年」という絵画を譲ろうとしていたが、マダムDの息子であるドミトリーはそれに激怒。グスタフをマダムDの殺した犯人に仕立て上げ何とか絵画を自分のものにしようと企んだ。
グスタフはマダムDのためにも絵画を守ろうと、グランド・ブダペスト・ホテルのベル・ボーイであるゼロと協力してドミトリーの計画を阻止するのだった。
感想
もっとコメディかなーと思ったらクスッとはくるけど、爆笑ものというわけではなかった。どちらかといえばグスタフとゼロの心の交流を描いていて、初めは嫌な印象だったグスタフがだんだん愛嬌のある憎めない人間に変わってく辺り、よく出来てたと思う。
あとキャストがとにかく豪華だった。まぁ初めっからそれ目的だったけど、出る人出る人大物ばかりで端役で本当にいいの?ほぼカメオじゃないか、という感じ。でも何でかみんな楽しそうにみえるんだよね。
見終わってからググってみたら新ジャンル「ドラメディ」というものにあたるらしく、ドラマ+コメディの意味なんだそう。これまでも人間ドラマをコメディタッチで描いた作品はあった(例えばキンキー・ブーツとか)あったと思うけど、うーん。なんかこのジャンルはいただけない。コメディかドラマかで言えばコメディだ。
コメディなんだけど、なんか品の良さと少しの寂しさを感じさせる映画だった。